屋上緑化
概要
ヒートアイランド対策に貢献
本製品は、これからの環境問題の重要なテーマの一つである屋上緑化を目的として開発した商品です。都市部のヒートアイランド現象を緩和するため、各関係自治体では、屋上緑化条例を制定され、都市部の緑化を推進しています。
自然素材100%のエコ製品
本製品は、スギ間伐材を原材料とすることにより、森林保全と都市緑化のダブルの効果を発揮する緑化基盤材です。また、緑のスペースを設けることにより、癒しの効果が発揮され、憩いの場として利用ができます。
軽量・高い保水能力
本製品は、1m2あたり約13kg(水を吸った状態で約35kg)と軽量で、かつ、たくさんの空隙(くうげき 隙間)があり、保水能力に優れ、根の張り方も十分に土壌としての役割を果たします。踏厚にも強く、上にあがっても沈んだりする事はありません。
エネルギー効果が大
本製品で屋上を緑化することにより、夏の断熱効果、冬の保温効果が高まり、エアコンなどの電気代節約にもつながります。実際、本製品を使い屋上緑化を施行した下の部屋としない部屋の温度差が5度あった事例もあります。
施行が容易
本製品を防根シートの上に敷くだけですぐに芝を張ることができます。土を使っていないので、屋上を汚したり、傷めたりする心配はありません。
施行事例
施行手順(K社屋上緑化例)
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- 1.基盤の搬入
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- 2.防根シート設置
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- 3.ボーダー設置
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- 4.基盤敷き並べ
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- 5.基盤設置後、十分な散水
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- 6.芝張り
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- 7.芝張り完成後、十分な散水
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- 8.散水栓、加圧ポンプ設置
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- 9.灌水設備設置
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- マット植物
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水まき
・施行直後3~4週間は、一日一度たっぷりと水やりをしてください。
・芝生育成には、水やりが欠かせません。
基本的には、芝生の状態を確認しながら、毎日水を与えるようにしてください。
・手まきでの散水が困難な場合には、自動灌水装置をおすすめします。
・既存建物の場合は、散水栓の設置や水の圧力が低い場合には、加圧ポンプが必要になります。

森林保全
当社では、自然環境の改善及び森林の育成・保全の一環としてスギ間伐材の利用、拡大に取り組んでいます。

全乾燥比重 |
空隙率 (全体) |
吸水率 (24時間) |
易効性有効水 (%) |
部分圧縮強さ (MPa) |
土壌硬度 (MPa) |
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(%) | 全乾重量比(%) | pF1.5~2.7 | uF=150% | u=12% | 150% | 12% | |
0.25 | 80~88 | 190~350 | 15~21 | 0.19 | 0.55 | 0.49 | 1.96 |