めだかの流れ

自然の地形を活かして設計
この住宅は、湧水が出やすい地質にあったので、井戸を掘ることを計画。めだかが住める水の流れを庭に作りました。地形も起伏があり、自然林も周囲に残っているので、自然のままの感じを残したお庭を設計しました。
自然を活かした植栽計画

水は、山側より家屋側に山際に沿って流れます。背景は既存林になので、手前側は最小限の植栽に留めより自然らしさを演出しています。
水深は深いところで約15cm、浅いところでも2cm、川幅はちょうど20cm位です。
流れの水は、循環式でなく、最終的にはオーバーフローから敷地外に流れ出ます。
庭の奥には、法面があるため勾配を吸収する目的で棚田風植栽帯を設けています。
この棚田風植栽帯には、モミジ、ドウダンツツジを中心に、ヤブラン、ヤブコウジも植栽し、山里の雰囲気を与えています。
完成写真
DATA
所在地 | 愛知県豊橋市 |
竣工 | 平成19年6月 |
敷地面積 | 約55m2 南向き |