上原 陸

上原 陸

PROFILE

入社年度 2021年4月入社
所属 浜松本社 工事部
職種 現場監督
卒業学部・学科 静岡大学農学部
資格 樹木医補
2級土木施工管理技士

沖縄の離島で育ち、子供の頃からの夢は樹木医!
将来は樹木のエキスパートとして活躍したい

私は子供の頃に、沖縄の離島で3年ほど暮らしていました。青い海と空、生い茂る植物…。そんな美しい大自然に囲まれて育ったので、島から離れても、自然の中にいるととても心が落ち着きます。ですので、中学、高校の頃から、将来は自然や樹木に関係する仕事につきたいと思ってきました。そして、本やネット等で調べていくうちに、樹木医という仕事があるのだということを知りました。樹木の保護に対する専門知識や高い治療技術を身に付けたまさに樹木のスペシャリストに私もなってみたいという夢を抱いて、静岡大学の農学部に進学。大学時代は自然林に入って森林生態系の多様性などの研究をしていました。そして大学在学中に、樹木医補の資格を取得しました。

就職先は、もちろん、そうした資格を活かせる将来性のある会社を色々と調べて、2021年4月に天龍造園建設に入社しました。
現在、私は浜松本社の工事部で働いています。天龍造園建設は、造園工事・土木工事、及び維持管理、公園の指定管理業務を行っています。私は、現場監督としての仕事を覚えることからスタートしました。監督は、現場だけで指示を出しているわけではありません。工事全体の品質管理・工程管理・安全管理を統括し、工事に適切な施工計画書の作成、CADを用いた図面作成、要所要所での測量を実施して具体的で細かい指示を出して進めていきます。樹木については、いろいろと学んできましたが、土木についてはまったくの素人でしたので、入社後、先輩に指導していただきながら、一生懸命学びました。そして、入社後2年目から小さい現場の単独工事を任されるようになりました。現在は、公園の古くなった遊具を撤去して、新しい遊具を設置する工事を担当しています。現場監督をしながら感じたのは、公園という憩いの場は、多くの方が期待や興味を持ってくださっているんだなということ。現場で仕事をしていると、遊具の完成が楽しみとか、どんな公園になるの?とか、皆さんが声をかけてくださるんですよね。そういう人々との会話も、私にとっては大きなモチベーションになっています。

現場はチームワークとコミュニケーション!
目的意識をもって取り組んでいます

現場監督は、決められた工期の中で、職人さんの調整や材料、資材、機械などの手配など、細かな段取りを組んでいくのが仕事です。工事が始まると、品質を管理したり、作業の危険がないかを確認したり、きちんと完成できるのかを実際に見ながら現場をすすめていかなければなりませんが、ありがたいことに、職人の皆さんが優しく対応してくださいます。父親ぐらいの年配の職人さんが、逆に気遣ってくださるので本当にありがたいですね。チームワークとコミュニケーションを大切にしながら、そして常に先を見通し、予測しながら動くことが大切だと思っています。

天龍造園建設は公園の指定管理の仕事を通じて植物に関わることもできますし、さまざまな植栽工事も得意としています。色々な現場で経験を積んで、現場監督として成長していきたいと思いますが、やはり、一番には植物に関わりたいという気持ちが強いですね。自然環境を守ろうと言う機運は年を追うごとに活発になっていますし、樹木の保護に対する専門知識を活かせる場も増えてくることでしょう。いつかは樹木のエキスパートとして、子供のからの夢だった樹木医として活躍してみたいと思っています。