田中捺津記

田中捺津記

PROFILE

入社年度 2017年4月入社
所属 浜松本社 工事部
職種 現場監督
卒業学部・学科 信州大学農学部
資格 1級造園施工管理技士
2級土木施工管理技士
樹木医補

造園土木の現場監督として活躍!
女性ならではの気配りで円滑に現場を進めています

信州大学農学部で学び、植物に関わる仕事がしたくて、2017年に入社しました。天龍造園建設には、現場監督の女性が3人います。土木というと男性のイメージが強いですし、実際に女性が現場監督として活躍している割合は低いですが、会社も先輩もフォローしてくださいますし、自分で言うのもなんですが、女性でも十分にキャリアを積むことができる職種だと思います。実際の作業は職人さんが行なってくださるので、力は必要ありません。でも、冬も夏も屋外の現場ですので、ある程度の体力は必要だと思います。また、3人の女性の監督のうち、ひとりは産休をとっていますが、他の業界と比べて、産休や育休後に復帰しやすいのも、魅力だと感じます。着実にキャリアが詰めますし、自然が好きで、外で働きたいと思っている女性の皆さんには、ぜひ天龍造園建設で一緒に働いて欲しいと思っています。

大型モザイカルチャーの施工を経験!
浜松駅前の家康くんのモザイカルチャーのアフターメンテナンスも担当しています

私ははままつフラワーパークの開園50周年を記念して、新たな目玉となる大型モザイカルチャーの施工に携わらせていただきました。モザイカルチャーとは、さまざまな花や緑を組み合わせ、その色合いや特性を生かしながらモザイク状に配置し、形を作り上げた立体造形物です。私たちが施工したのは「森の仲間たち」という作品で、設計から含めると、完成までに約2年かかりました。地元でもテレビや新聞で取り上げられましたし、来園された方々がインスタなどのSNSでアップしてくださったりしたのを見て、自分の仕事に誇りを感じましたし、本当に嬉しかったです。とても貴重な体験をさせていただきました。

遊具を設置したり、木製デッキを設置するなどの工事も担当してきましたが、現在では、浜松駅前の家康くんのモザイカルチャーを先輩から引き継ぎ、アフターメンテナンスを行なっています。花壇や緑地の管理も、職人さんに、こういうふうに樹木を剪定してほしいとか、花苗をこちらで選定して、このように植えてほしいと配置の指示を出すのが私の仕事です。職人さんたちには、女性の現場監督は珍しいねと入社時にはよく言われましたが、今では時々、「女性は気配りができていいね」なんて褒めてくださることも…。より良いコミュニケーションを図りながら、丁寧な仕事を心がけ、円滑に現場を進めていけるようにがんばっていきたいと思います。

社内の雰囲気はかなり良い会社だと思います。意見も自由に言えますし、話を聞いてもらえる環境だと思っています。現在、1級造園施工管理技士と2級土木施工管理技士の資格を取得しています。1級の土木は絶対に取得したいですね。上司からは樹木医の資格も頑張れと言われていますが、少々難易度が高そう(笑)。でも、当初の、植物に関わりたいという気持ちを大事にしたいので、仕事の幅を広げるためにも、専門性を高めるためにも、樹木医に是非チャレンジしたいと思っています。