机に向かう仕事よりも
屋外で働く方が自分には合っている

静岡大学農学部　環境森林科学科を卒業し、新卒で天龍造園建設に入社しました。机に向かう仕事よりも屋外で働く方が自分には合っているので、学生の頃は大工もいいかなぁ程度しか考えていなかったのですが、大学の求人票で天龍造園建設を見つけ、社名がかっこいいな！というのが第一印象でした。高校から造園土木を学んでいたため、魅力的な仕事だなと感じました。

天龍造園建設は、社員49人の中堅規模の会社ですが、造園・土木工事を専門とする会社としては歴史も古く、静岡県内においては、この業種としてはトップレベルの企業です。東京都や静岡県西部地区では、多くの実績もあるため、私もこの会社に入って、いろいろな現場で活躍してみたいと考え、入社しました。私は静岡県出身ですが東京支店の工事課に配属されて約8年になります。東京支店の工事課には20代が２人、30代が３人、40代が２人、60代が1人。皆さん個性的で楽しく良い人ばかりで、人間関係は最高です。日中はそれぞれ現場に出向いて働いていますが、夕方は社に戻り、わからない事などをみんなで話し合い、意見を出し合いながらより良いものを造りあげようとがんばっています。

屈指の広さを誇る舎人公園の整備を担当

東京都内では屈指の広さを誇る舎人公園の整備を担当しました。舎人公園は、64万㎡もの広大な敷地に、野球場やテニスコート、陸上競技場などのスポーツ施設や大型の遊具、様々な広場、さらに野鳥たちの保護区域にもなっている池などが整備された緑豊かなくつろぎの空間で、ご家族が一日中楽しく過ごせる環境が整っています。その都内でも人気の舎人公園で、大型の複合遊具を設置したり、園路のアスファルト舗装や、芝生を整備したり、さまざまな工事を担当しました。起伏が激しい施工場所でしたので、色々と苦労もありましたが、毎日やることが違うので飽きるということがありません。舎人公園の仕事は本当に楽しかったですね。大型複合遊具が完成したら、すぐにネットニュースに掲載されたり、子供と一緒に楽しんだよ！など、SNSで話題になったりすると、とても嬉しいですね。私には6歳と2歳の子供がいるんですが、完成後は、子供を舎人公園に遊びに連れていって、お父さんがこれを作ったんだよと自慢したりしています（笑）。

自然が好きな人、外で働くことが好きな人、そしてルーティーンワークが苦手な人にもおすすめの仕事だと思います。特に都会では緑の癒しをもたらす仕事は意義深いものがあると思います。自然や環境に貢献できますし、何よりも人々の笑顔をダイレクトに感じられる仕事です。

2019年には念願の1級造園施工管理技士の資格を取得しました。建設業に関わる業種の中でも特殊な分野の資格であり、1級造園施工管理技士になると、造園、緑地などの工事現場で監理技術者の業務が可能になります。当社は公園工事や庭園工事だけでなく、道路改良工事や緑化工事、ビルなどの屋上緑化なども行いますので、環境負荷の軽減といった都市環境整備事業にも関連しており、こういった事業は今後さらに増えくることでしょう。私もさらにスキルアップして、社会に貢献していければと思っています。